科目名 | JAVAプログラミング |
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科目区分 | 専門科目 |
種別 | 演習 |
配当年次 | 2年 |
配当学期 | 前期 |
授業時間数 | 120 |
単位数 | 4 |
実務経験がある教員による授業科目 |
実務経験の概要: IT企業におけるシステム設計、開発に従事 実務経験と授業の関係: |
授業概要 | Java言語を題材にプログラミングの基礎とオブジェクト指向の考え方を学習する。前半は変数や型といった基本文法を学習し、Java言語によるプログラミング能力の習得を目指す。後半はクラスを用いたプログラムの作成を通してオブジェクト指向プログラミングの概念の理解を目標とする。 授業は講義と実習を行い、教科書の内容や基本的なプログラミング例を解説した後、それを応用した演習課題を考える |
到達目標 | ・基本的なJava言語の機能を理解し、プログラムを作成することができる。 ・オブジェクト指向という概念を理解し、クラスを用いた簡単なプログラムを作成することができる。 |
目標資格等 | Javaプログラミング能力認定試験3級、2級 |
評価方法 | 知識:小テスト 0%
知識:定期試験 0% 技能:日常演習 15% (各回の授業で演習問題に取り組む) 技能:課題提出 85% (各回の授業でプログラミングの課題を課す) |
評価の詳細: 授業内でのプログラミング演習への取組み、提出物など総合的に判断する。 原則として課題はすべて提出すること。 | |
準備学習、他科目との関連 | 基礎的なプログラム用語、制御構造についての理解 |
教科書・教材 | 柴田望洋、新・明解Java入門 第2版、SBクリエイティブ株式会社 柴田望洋、新・明解Javaで学ぶアルゴリズムとデータ構造、SBクリエイティブ株式会社、2017. |
授業計画 | 1回あたりの時間数 8時間 |
第1回 Java言語の概要、環境構築、Javaプログラムの実行 ・開発環境の構築、使い方を理解する。 ・Javaプログラムをコマンドプロンプトからコンパイルし実行する。 | |
第2回 入出力と変数 ・変数の定義を理解する。 ・キーボードから入力できる。 ・コンソール画面に文字列を出力する。 | |
第3回 制御文 (分岐処理、繰返し) ・if文、for文、while文の構文を理解する。 ・break文、continue文について理解する。 ・制御文の動きを復習。 | |
第4回 型と演算 (基本型の種類、キャスト) ・基本型について理解する。 ・キャストについて理解する。 | |
第5回 配列 (配列の基礎、多次元配列) ・配列の復習 ・Javaにおける配列の記述を学ぶ。 ・拡張for文について理解する。 ・多次元配列について理解する。 | |
第6回 メソッドの基礎、配列を扱うメソッド ・関数の復習。 ・Javaにおけるメソッド定義の記述を学ぶ。 ・配列を引数あるいは戻り値として用いるメソッドを学ぶ。 | |
第7回 クラスの基本 (クラスの構造、コンストラクタ) ・オブジェクト指向プログラミングにおけるクラスの必要性について理解する。 ・クラスの構造について理解する。 ・インスタンスについて理解する。 | |
第8回 コンストラクタの応用、アクセッサ、クラス型変数クラス型の配列 ・コンストラクタの多重定義について理解する。 ・コピーコンストラクタについて理解する。 ・クラス型の配列について理解する。 | |
第9回 クラス変数とクラスメソッド、インスタンス変数とインスタンスメソッド ・クラス変数とインスタンス変数について理解する。 ・クラスメソッドとインスタンスメソッドについて理解する。 | |
第10回 クラスの継承、オーバーライド、アクセス性 ・継承の概要について理解する。 ・アップキャストとダウンキャストについて理解する。 ・オーバーライドについて理解する。 | |
第11回 抽象クラス、インタフェース ・抽象クラスの概要について理解する。 ・インタフェースについて理解する。 | |
第12回 文字と文字列の違い、文字列の配列、コマンドライン引数 独自例外クラスの作成、ファイルの入出力 ・Javaにおける文字と文字列の扱いについて理解する。 ・Stringクラスについて理解する。 ・例外について理解する。 | |
第13回 線形探索、2分探索 ・線形探索と2分探索のアルゴリズムを理解する。 ・Javaで線形探索と2分探索のプログラムを記述する。 | |
第14回 スタック、キュー、リングバッファ ・スタックとキューのアルゴリズムを理解する。 ・Javaでスタックとキューを利用したプログラムを記述する。 | |
第15回 再帰アルゴリズムの基礎 再帰アルゴリズムの応用(ハノイの塔、8王妃問題、ナイトツアー問題)① ・再帰アルゴリズムの復習。 ・Javaで再帰アルゴリズムを利用したプログラムを記述する。 | |
第16回 再帰アルゴリズムの応用(ハノイの塔、8王妃問題、ナイトツアー問題)② |