科目名 | オブジェクト指向開発技術 |
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科目区分 | 専門科目 |
種別 | 講義 |
配当年次 | 2年 |
配当学期 | 後期 |
授業時間数 | 30 |
単位数 | 2 |
実務経験がある教員による授業科目 |
実務経験の概要: 航空関連のシステム会社で空運システムの開発・運用に従事。 実務経験と授業の関係: |
授業概要 | 一般的なソフトウェアの開発はUMLなどを用いた分析や設計から行われる。UMLは設計段階だけでなく、ソフトウェアのライフサイクル全体にわたって使用されるため、ソフトウェア開発全般の開発プロセスについての理解も深まると考える。またクラス図を用いることで、ソフトウェアはオブジェクトの集合であることを認識するとともに、オブジェクト指向の概念の理解を深めることも狙いとする。 授業は講義と演習を交えて行い、オブジェクト指向言語(Java、C++など)や専門科目(卒業プロジェクト)の学習に集中できるレベルの知識を習得することを目指す。 |
到達目標 | ・UMLの代表的な図の種類や表記を理解できる。 ・オブジェクト指向設計の概念を理解できる。 ・基本情報技術者試験レベルのUMLが理解できる。 |
目標資格等 | 無し |
評価方法 | 知識:小テスト 0%
知識:定期試験 50% (期末試験を実施する) 技能:日常演習 50% (授業内での提出物を評価する) 技能:課題提出 0% |
評価の詳細: 課題提出状況、期末試験の内容を総合的に判断する。 | |
準備学習、他科目との関連 | |
教科書・教材 | 「かんたんUML入門[改訂2版]」株式会社技術評論,2017. |
授業計画 | 1回あたりの時間数 4時間 |
第1回 UMLで用いられる各図の概略と、図同士の関りなどの全体像 ・UMLの概要について理解する。 ・UMLで用いられる図の概略について理解する。 | |
第2回 静的モデル(クラス図) 継承 ・オブジェクト指向おける継承の概略について理解する。 ・クラス図の内、特に継承を取り扱ったモデルの読み取りが出来る。 | |
第3回 静的モデル(クラス図) 多態性 ・オブジェクト指向における多態性の概略について理解する。 ・クラス図の内、特に多態性を取り扱ったモデルの読み取りが出来る。 | |
第4回 静的モデル(クラス図) 集約 ・クラス図の内、特に集約を取り扱ったモデルの読み取りが出来る。 | |
第5回 機能モデル(ユースケース図、アクティビティ図) ・ユースケース図、アクティビティ図の概要が理解できる。 ・ユースケース図、アクティビティ図の読み取りが出来る。 | |
第6回 動的モデル(相互作用図) ・相互作用図の概要が理解できる。 ・相互作用図の読み取りが出来る。 | |
第7回 動的モデル(ステートマシン図) ・ステートマシン図の概要が理解できる。 ・ステートマシン図の読み取りが出来る。 | |
第8回 期末試験 |